こんにちは。広報委員会より昨年末から施工し今年3月に完工したバグフィルター更新工事についてご紹介します。
お客様は三重県のセメントサービスステーション様で、バグフィルターが老朽化した為更新となりました。
バグフィルターとは集塵装置の一つで、空気中に含まれる細かいセメント粒子を回収してきれいな空気を排気する装置になります。
作業前の写真です。元々は地上に設置されていましたが、更新後は奥のセメントサイロ上に移設されます。
サイロ上から地上まで伸びている集塵配管が不要になる為、撤去用の足場を設置しています。
バグフィルターを荷揚げしています。ろ過面積が500㎡以上の大型のもので、高さは5m以上あります。
現場近くの敷地を借りてバグフィルターを組立て、その後250トンのレッカーで荷揚げを行いました。
間に道路があった為、荷揚げ作業中は道路に立入禁止措置を施しました。
作業後の写真になります。
作業中はセメントが飛散しないように慎重に解体を行い、強風があった時は作業をストップするなどセメントの飛散防止に大変気を遣いました。
工期が長く天候に左右されることもありましたが、無事に工事を終えることができ安堵しました。
弊社ではセメントサービスステーションをはじめとした粉体に関わるあらゆる設備の設計、施工、メンテナンスを手掛けております。
粉体設備のことでお困りの方がいらっしゃいましたら是非一度声をかけてください。