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セメント輸送配管ベンド管更新工事

こんにちは。広報委員会より6月に施工したセメント輸送配管のベンド管更新工事についてご紹介します。

お客様は三重県のセメントサービスステーション様で、ベンド管の老朽化により更新となりました。

作業前の写真です。こちらの配管はセメントタンカー船から貯蔵サイロまでセメントをエアーで圧送する配管になります。
セメントは粒子径が25μm以下の細かい粉体なのですが、高圧のエアーで圧送されている為金属の配管と言えども当たると少しづつ摩耗してしまいます。
ベンド管は特に摩耗が多い箇所で、配管内部の摩耗が進行するといずれ穴が開いてしまいます。
こちらのベンド管については更新時期を迎えた為、更新することになりました。

作業中の写真です。既設の配管を撤去後、新しい配管を据付けています。
地上から20m近くの高さにあるステージ上に足場を配管の周囲に組立てて作業を行いました。

作業後の写真です。途中が完全な空中になっている為据付に時間がかかり大変でした。
また、入口側と出口側の2点でしか測量をすることができませんでしたが、測量を入念に行った為問題なく更新することができました。

配管の内部の摩耗は外から確認することができず、材料を受入れている最中に穴が開いて材料が吹き出してしまったり内部で配管がめくれて閉塞してしまったりする原因になります。
その為、使用頻度が多い箇所については早めの更新をおすすめします。
弊社では今回行った船による圧送配管だけでなく、ジェットパック車やルーツブロワによる圧送配管の修理メンテナンスや新規設置工事を行っております。
粉体の空気輸送設備でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度声をかけてください。

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